第12回杉並演劇祭において、大賞を受賞。物語性のある作品とドラマティックな展開が特徴の劇団です。
「本当に大切なことは、目にはみえない」　「本当に大切なことは、言葉にはならない・・・」
アンティークスが晩秋に贈る、ヒューマンファンタジーの予感・・・

これは言葉をめぐる戦争の物語です。
きみがそこにいてほしい、会えてよかった、飾りなくまっすぐ、そう口にしたいと思い ます。
この物語の登場人物たちも、言葉のなかに光を見ようとし、見間違い、見失い、あきら め、動揺し、思い直し、
必死に目の前の誰かに届き得る言葉を発しようと試みます。
わたしたちは悪魔を払う、とても単純な呪文を唱えたいと思います。

波田野 淳紘（820製作所）

1990年代下北沢で、若気の至りを繰り返していたおにぎりスキッパーズが、十数年ぶりに下北沢に戻ってまいります。
すっかりおっさん、お姐さんになってしまった私たちが繰り広げるのは、なんとも大人げない大人のコメディ。
綿密な取材を繰り返し得た、現代でも可能な銀行強盗へのプロセスを、
一瞬にしてなし崩しにする面白おかしいお話をお見せいたします。