「下北線路祭」

全面開業記念「下北線路祭」開催!全13エリアでまちびらきイベント 


             BONUSで飲食        @2022/5/28

 小田急線「東北沢駅」から「世田谷代田駅」までの地下化に伴う、全長約1.7㎞の線路跡地を開発して生まれた新しい街「下北線路街」。そのなか個性あふれる13エリアが、2022年5月28日(土)、全面開業を迎えた。
 これを記念して、開業同日28日、29日、2日間限定で下北線路街まちびらきイベント「下北線路祭」が開催された。
 13それぞれのエリアで、さまざまな仕掛けが展開。生まれ変わった下北の街を散策しながら楽しめる体験参加型イベントとなっていた。
 例えば、東京農業大学のアンテナショップや地域密着の農家直営ショップなどからなる地域のコミュニティハブ「世田谷代田キャンパス」では、農大出身の農家や学生が新鮮な珍しい食材を販売。全国の日本酒の試飲もできる。
 箱根の温泉が世田谷で楽しめると大人気の温泉旅館「由縁別邸 代田」では、下北沢の観世流能楽師「梅若万佐晴(うめわかまさはる)」氏の協力により能装束や能面を展示。
 仁慈保幼園では、小さな子どもが喜びそうなおもちゃ、線路街で集めた「まちのカケラ」で遊べる。(写真右上)
 「BOUNS TRACK」では移動書店「BOOK BUS」や珍しいコアな本が並ぶブックマーケットを開催。
 高校生から社会人まで約90名が居住する新しい教育寮「SHIMOKITA COLLEGE」では、カレッジ生活体感ツアーを開催。普段は立ち入ることのできないカレッジ生活を垣間見ることができた。
 人気のキッチンカーが大集結する空き地では、音楽ライブも開催。冷たいビールや美味しい食事を青空の下で楽しめる。(写真右下)
 この他「NANSEI PLUS」の駅前広場では、食のマルシェイベント。「reload」では「チェキ」によるフォトコンテストが行われたり、ヨガを楽しみながらランニングに繰り出すイベントが行われたりした。線路街全1.7㎞の至る所で、小さな子どもから大人までみなで楽しめる“仕掛け”があった。
 たくさんの人で賑わっていて、コロナ前のような活気に満ちていた。

 今回の下北線路街全面開業を契機に、小田急電鉄が目指している「人」と「街」とがさらに交わり、新たな多様性の創出が期待できそうだ。
           ( :上島啓子 )

 
   
 
     





















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