「東山魁夷の青・奥田元宋の赤 ―色で読み解く日本画―
 
 東山魁夷 《年暮る》 ミュージアムショップ 「Cafe 椿」
   
 山種美術館では広尾開館10周年を記念した特別展「東山魁夷の青・奥田元宋の赤 ―色で読み解く日本画―」を開催します。

 山種美術館の理念は創立者である山種種二の「美術を通した社会貢献」。
 横山大観から「この辺で一つ世の中のためになるようなことをやっておいたらどうですか」と言われた山種種二は、「小僧時代からお世話になった下町の人々の恩に報いたい」との思いから、庶民が下駄履きて気軽に入れるような美術館をつくろうと決意して創立された、との記録があります。

 本展では、画家が自らの芸術を創造するため、どのような色を制作に活かしたのか、色を通じて見えてくる画家たちの軌跡を紹介。《年暮る》で雪降る京都を青色で静謐に表した魁夷、《奥入瀬(秋)》で紅葉した奥入瀬渓流を赤色で鮮麗に描いた元宋をはじめ、竹内栖鳳(たけうちせいほう)、奥村土牛(おくむらとぎゅう)など、色を効果的に取り入れた日本画家の作品を約50点を展示します。

 山種美術館には“カフェ美術館”ともいわれるカフェ「Cafe 椿」が併設されています。ネーミングは、御舟作品の白眉《名樹散椿》(重要文化財)から。青山の老舗菓匠「菊家」特別オーダーオリジナル和菓子ほか、季節感にこだわったランチメニューが味わえるスペース42席のカフェ美術館です。

会 期 2019年11月2日(土)~12月22日(日)
 休園日 毎週月曜日[但し、11/4(月)は開館、11/5(火)は休館、12/23~1/2は休館]
開館時間 10時00分~17時00分 (入館は午後16時30分まで)
会 場 山種美術館(渋谷区広尾3-12-36)
アクセス 渋谷駅東口ターミナルより日赤医療センター前行都バス(学03番)に乗車、「東4丁目」下車徒歩2分
料 金
一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
問合せ 〔TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

















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