めいぶつきれ    こ  わた   さら  さ
名物裂と古渡り更紗」
 -初の染織展-


  茶の湯文化や文人の嗜みとして流行した煎茶文化の茶人たちの鑑賞の対象となった「金襴(きんらん)」「緞子(どんす)」「間道(かんどう)」など“名物裂(めいぶつぎれ)”と総称される高級な染織品。
 型や手描きによる草花・鳥獣・幾何学文様などを色鮮やかに染めた木綿布“更紗(さらさ)”、後世“古渡り更紗”と呼ばれたインド製更紗。

 本展は、永い歴史をへて今日に美しいデザイン、繊細な手の技を伝えるそれら染織の展覧会です。

 写真左:国宝 曜変天目(「稲葉天目」) 建窯 南宋時代(12~13世紀)と仕覆:左から「紺地二重蔓牡丹唐草文金地金襴仕覆」と、「白地雲文金襴仕覆」

 写真右:黒塗大棗 利休在判 桃山時代(16世紀)と仕覆:左から「蓮池水禽文縫取織仕覆」清時代(17~18世紀)、「白地二重蔓牡丹文金襴仕覆」明時代(15世紀)、「茶地大牡丹文金襴仕覆」明時代(15世紀)、御物袋:朱縮緬、箱タトウ:「白地萌黄縞唐桟(とうさん)(裏は鹿皮)

会 期 2019年11月2日(土) ~12月15日(日)
 休園日 毎週月曜日(ただし11月14日は開館)、11月5日
開館時間 10時00分~16時30分(入館は16時まで)
会 場 静嘉堂文庫美術館(世田谷区岡本 2- 23 -1)
アクセス 小田急線成城学園前駅下車、南口バスのりばから二子玉川駅行きバスにて「吉沢」下車。 大蔵通りを北東方向に徒歩約10分。
 展示構成 プロローグ ~至宝を包む~ 国宝「曜変天目」・重要文化財「油滴天目」の仕覆
I ~名物裂、古渡り更紗を愛でる~ 「唐物茶入」の次第から
Ⅱ ~茶入・棗を包む~ 織りの美、「名物裂」の世界
Ⅲ ~茶銚・茶心壺を包む~ 染めの美、「古渡り更紗」の世界
エピローグ 染織 ~憧れの意匠の広がり~

料 金
一般1,000円、大学生・高校生700円、障害者手帳をご提示の方および同伴者1名700円  ※20名様以上の団体は200円割引、中学生以下無料
問合せ 〔TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

















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