「シモキタエキウエ」

コンセプトは「UP!(シモキタアガル)」 
【左】エキウエ全景  【右上】天ぷらや焼き鳥屋、DJなど施設内の人々を描いた長場雄イラスト  【右下】駅のホームから誘引イラスト 

 小田急線「下北沢駅」では11月1日、駅直結の新たな商業施設「シモキタエキウエ」がオープンし、旧下北沢駅は洗練されたオシャレ空間に生まれ変わった。

 「シモキタエキウエ」のコンセプトは「UP!(シモキタアガル)」。
 「下北沢に住む人や訪れる人々の気持ち、毎日の暮らしの楽しさと利便性をアゲルことで街の温度も高め、下北沢の街全体のブランド価値を向上させていくことをコンセプトとしております」。
と小田急電鉄生活創造事業本部開発推進部、波多野雅仁さん。
 下北沢駅中央口または東口改札を出てエスカレーター、エレベーターで2階へ“アガル”と、吹き抜きの開放的な空間に個性豊かな店舗が16店。
 「かなり個性の強いお店がたくさんありますので、個性や好みを楽しむガレージセールのような賑わいやこだわりが詰まったマーケット空間として、下北沢らしい多様性にあふれる商業施設になっていると思います」

 施設の壁面や吹き抜けなどにはイラストレーターの長場雄氏がこのために手がけたイラスト装飾が目を引く。京王井の頭線のホームからも見える壁面には、女性が「こちらに施設があるよ」と指図する大きなイラストも。シンプルながら見る人や見るタイミングによってさまざまな見え方があり、楽しい空間を演出している。
 「皆さんにいろいろなことを感じとってもらえるイラストで、多様性のある街を表現しているところが下北沢にとても合っていると思っています」(同部、大橋徳美さん)。
             
 



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