「多摩川・冬鳥の陣」

常に変化する多摩川の表情に、集まる野鳥の事情も変わります

会 期  ~3月12日(日)   
 

●多摩川の冬鳥事情をわかりやすく伝える

冬の多摩川は、元来生息している野鳥に加え、北の国から渡って来る冬鳥も飛来して賑わいます。近年では、これに里山を追われて都市に進出して来た野鳥や、新たに丘陵地や河口域から多摩川に侵攻してきた野鳥も含まれ、いささか混雑状況を生み出しています。
展示では、この状況を野鳥たちのせめぎ合いという演出で解説しながら、冬の多摩川で見られる種類を多岐に亘って紹介しています。あしもとの都市河川・多摩川に展開する野鳥の生態が、趣向を凝らした内容で楽めると思います。

●多摩川のカモをウォッチング!

展示では、冬の多摩川に陣取る様々な野鳥を剥製標本と写真パネルのコラボで紹介しています。また、冬鳥の主役であるカモの展示では、簡易ジオラマを設置し、周囲を野鳥観察舎風の壁で囲み、窓から双眼鏡で覗く疑似観察体験を伴った観覧が楽しめます。多摩川の岸辺からカモの形態や色を、自身の思うまま細かく見られるコーナーです。この体験を機に、実際の多摩川でも野鳥を観察する意欲が芽生えることでしょう。


展示構成  展示の野鳥は、剥製及びカービングを合わせて約80点

1.多摩川の環境に陣取る野鳥
  本流や河原に生息する代表種紹介と、そこに混ざる他方面からの野鳥
  新たなる侵攻勢力・カワウと都市鳥

2.冬鳥来訪
渡り鳥とは何か?
  渡りのルートを解明する 調査方法等(足環のいろいろ)

3.冬鳥の主役・カモの常識
  簡易ジオラマで見る水面風景を、疑似野鳥舎からウォッチング体験
  カモに関するクイズで遊ぼう

4.さらなる多摩川の訪問者
  珍しい旅鳥(シギ・チドリ類)とカモ類を紹介
河口域(海)から上って来るカモメ類

5.そして多摩川・夏鳥の陣へ
  市の鳥・ヒバリや、夏鳥常連のツバメも多摩川に


会 場  府中市郷土の森博物館 本館1階 特別展示室

観覧料  無料 博物館入場料が別途必要


問い合わせ: TEL042-368-7921 









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