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展示構成 1 「開校のことば−これからの読者に向けて」 筒井康隆 2 日本SF (概論) @ 日本SFの父−海野十三(うんのじゅうざ) 科学者としての知識に裏付けされた作品を世に送り出し、後世の作家たちに大きな影響を与えた海野十三の生涯と作品の魅力を、世田谷文学館所蔵資料で紹介。 A 「日本SF作家クラブ』創世記トピック 日本SF作家クラブ設立時期の作品資料、作品からの引用文、豊田有恒氏のコメン卜を展示紹介。 B 日本SFの歴史から 「SFマガジン」 一挙展示 日本SFの歴史そのものといえる、現在も続く雑誌の歴史を紹介。 ・『宇宙塵』『奇想天外』『SFアドベンチャー』『SF宝石』を紹介 ・『創元SF文庫』一挙展示 1963年に創刊。文庫として読み継がれる海外作品、多くの読者に愛されてきた作品の数々を紹介。 ・SF作品を彩る挿絵の魅力 C 古典SFとは 1945年以前に書かれた日本SFについて紹介。 D豊田有恒の世界 日本SF第一世代として、小説・アニメーションほか多彩な才能を発揮し、牽引してきた作家の世界を紹介。 E 日本SF史ア二メーション〈仮題〉 漫画家の、とり・みき氏による、本展オリジナルアニメーションを公開。 3 日本SF専門講義 @ 購読 I〜V 日本SF第一世代(星新一・小松左京・手塚治虫・筒井康隆・真鍋博)のコーナー。 それぞれの作家の重要なキーワードから資料を紹介。 T 星新一『ショートショート1001話』 U 小松左京『SF魂』 V 手塚治虫「ストーリーマンガ」 W 真鍋博『未来創造園」 X 筒井康隆「創作の極意と掟」 A 技術演習T〜U T 特撮 円谷英二によってもたらされた特撮技術の発展と、日本SFの創造力を大きく育てた功績を紹介。 U アニメーション 日本で最初の本格テレビアニメーションとして放送された「鉄腕アトム」(1963年)を紹介。 B 日本SF特殊講議T〜W T 大伴昌司の〈仕事〉 大伴昌司の、特に怪獣図解に代表される仕事が、いかに日本SFの魅力を倍増させたのかを検証する。 U 大阪万博と〈未来〉 「人類の進歩と調和j をテーマに開催された1970年の万博には、小松左京、手塚治虫、真鍋博ら大勢のSF作家たちが関わりを持った。当時の記録から、万博が日本SFにもたらした影響を探る。 V 日本SFと〈映画〉 日本SFは、映画という媒体によって、幅広い層に浸透した。『日本沈没』『復活 の日』『時をかける少女』『ねらわれた学園』『HARMAGEDON幻魔大戦』etc.映画と作品、双方の魅力をあらためて味わう。 W 〈戦争〉と日本SF 「戦争がなかったら、私はSF作家にならなかっただろう」 〈小松左京『小松左京自伝』) 1954年に公開された映画『ゴジラ』は、戦争と核兵器の問題を抱えた作品。日本S F第一世代の根底にある〈戦争〉とは。作品と向き合う視点のひとつとして検証す る。 4 日本SF (演習〉 『20世紀少年』など、日本SFを受け継いだ現代の作品を紹介するコーナー。 5 国民の広場 日本SFを象徴するヒーローたちと写真撮影ができるコーナ一。ゴジラ、ウルトラマン、アトム、太陽の塔など。 6 図書室 日本SF(小説)の現在を、実際に手に取り閲覧できるコーナー。 ■ポスターはこちら ■問合せ=Tel.03-5374-9111世田谷文学館
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