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「エル・グレコ展」
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東京都美術館のリニューアルを記念して、没後400年を迎えるスペイン絵画の巨匠.エル・グレコの大回顧展を開催します。
エル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコブーロス、1541〜1614年)は16世紀から17世紀紀にかけてのスペイン美術の黄金時代に活躍し、ベラスケス、ゴヤとともにスペイン三大画家の一人に数えられます。クレタ島に生まれ、ヴェネツィア、ローマでの修行を経てスペイン・トレドにたどりつき、揺らめく炎のように引き伸ばされた人物像が印象的な宗教画や、モデルの人となりをも描き出す独自の肖像画で、有名でした。ピカソら20世紀の巨匠たちからも、その作品は高く評価されています。
本展にはプラド美術館、ボストン美術館など、世界中の名だたる美術館やトレドの教会郡から油彩およびテンベラ画51点が終結。高さ3メートルを超える祭壇画の最高傑作の一つ「無原罪のお宿り」も初来日し、まさに「奇跡の集結」といえる国内史上最大のエル・グレコ展となります。
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