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「男を手玉にとる方法」
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【作者のコメント】
この冬、「男を手玉にとる方法」という脚本を書かせていただくことになり、1月に渋谷シブゲキ!!にて上演されることとなりました。
これは、時を遡ることバブルの時代、元々はハウツー本として出版する予定でしたが、実現に至らなかったものです。それを、演出家の先生との世間話の中で話したことから、舞台の脚本として世に送り出すことができました。全く思いがけず、驚きと喜びと不安とが交錯しながらの執筆となりました。
現在私は、恋愛やDVなどの女性問題を中心に、フェミニストカウンセラーとして女性支援をさせていただいております。当時の若い頃とは違い、この作品はただ単に面白い喜劇として終わるのではなく、奥の深いテーマでもあり、誰もが思い当たるような、考えさせられる内容に仕上がっていると思います。
どうかご自身の人生と照らし合わせてご覧になってみてください。
【ストーリー】
物語は、人間の恋愛感情を調査しに、異星人たちが地球にやってきたところから始まります。もしも、地球以外に生命体がいるとしたら、私たち人類と同じように感情があって、喧嘩したり恋をしたりするのでしょうか。
異性人たちは、偶然同じ雪山のロープウェイに乗り合わせた3人の女たちを被験者に選びます。男を手玉にとる女と、都合のいい女、そして堅実な主婦の3人です。ところが、ロープウェイが途中で止まってしまい、物語は思わぬ方向へ。
この物語は、恋愛観や価値観の違う3人の女と、その女たちを偵察する異星人たちとで織成す、ミュージカル的ヒューマンコメディです。
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