「人類は存亡の岐路に立つ」


講演会のテーマ「人類は存亡に岐路に立つ」は
<人類希望のメッセージ>

 今日の日本の現状をみて、本日のテーマについてそうかもしれないと思う方も、或いは何かが起こるのだろうかと不安に思う方もいるかもしれないが、恐怖心をあおるような話ではなく、私たちは今この時期にあって、人類史上最大の岐路に立ち、覚悟して、正しい道を選ばなければならない話である。
 岐路の一方は、今までと同じように特に意識することもなく物質優先の生活を続けること。もう一方は、協力、正義、自由というアイテムに基づいた新しい運命につながる、通常夢のように思う世界を現実のものにしていくということ、である。
 本日のこの話は「不朽の知恵の教え」といわれる教えに基づいている。H・P・ブラヴァッキーやアリス・ベイリーを通して、1875年から1949年にかけて西洋に伝えられた教えで、英国人のベンジャミン・クレーム氏はその学徒であった。彼はお金や権力や名声を求めてこの仕事をしているのではなく、あくまでも奉仕の精神を貫いている。
 私たち(石川道子)の仕事は単にこの情報をできるだけ多くの方々に伝えて、皆さまに心の準備をしていただくことである。

 今現在、途方もない変化が世界中あらゆるところで起こっている。
 2011年春のチュニジアやエジプトで起こった、いわゆるアラブの春と言われたあの革命を世界中が驚嘆の目で見守った。若い人々を中心にした一般の市民も、男も女も、知的職業人も家庭の主婦たちも、そしてクリスチャンもイスラム教徒も共に団結して、暴力を使わずに勇敢に、長い間彼らを抑圧してきた独裁者を倒したのだ。そしてその勢いは世界中に普及している。アラブ諸国をはじめ、スペイン、ギリシャ、メキシコ、インド、チリ、そしてアメリカ、ロシアへと、不正を正し、腐敗した政治、経済制度の改革を要求する抗議デモが、民衆の声がますます大きくなって世界中に響いている。
 これらの変化の根底には、私たち人間がコントロールすることのできない宇宙的な原因がある。今、新しい宇宙の周期に、この地球そして太陽系全体が入ってきている。太陽系は天体の黄道帯を2万5、6000年かけて一周する。このとき黄道帯上にあるの星座を、各星座約2150年ごとに巡っていく。今日の形はエネルギー的に太陽系が異なった星団と整列状態になっていることだ。
 そのような状態にある時にはその星団から放出されている特殊な、独特のエネルギーの影響を受ける。そのため人類の意識が徐々に徐々に変わってきているのだ。
 こうした周期の境目、2千数百年ごとの境目には、その時代の新しい教師が常にいた。ヘラクレス、ヘルメス、ラマ、ミトラ、ヴァイアサ、クリシュナ、シャンカラチャリア、ゾロアスター、孔子、仏陀、キリスト、モハメットなどで、こういったその時代の教師がなくなったのち、ひとは宗教をおこし、教師の教えを解釈し寺院や教会を建て、文化をつくってこれまでに栄えてきた。
 仏陀やキリスト教、イスラム教ではマイトレーヤ(※弥勒菩薩のサンスクリット語名)の出現が予言されていた。マイトレーヤは全知天才である。全人類全ての人とのコミュニケーションを行う。実際マイトレーヤは1977年から世界に出ている。しかし、人類の背後にあって活動しているので、公に誰の目にも未だとまらず、世界教師として出てきてはいない。
 今の時代光の大集合が起きていて、各国にマイトレーヤを大勢生み出している。もう一方では、太陽系のさまざまな惑星からUFOが大集合している。
 UFO、宇宙船はどういう存在なのか。それに初めてはっきりと答えたのがアメリカのジョージ・アダムスキー。彼は『空飛ぶ円盤は着陸した』、『空飛ぶ円盤同乗記』などの著書も出版している。彼はクレーム氏の同僚であり、クレーム氏も昨年出版した『光の勢力は集合する−UFOと彼らの霊的使命−』という本をアダムスキーに捧げている。
 覚者たちがもっとも憂いているのが、環境汚染だ。環境汚染のなかで最も危険なのが、核放射線による汚染であると、覚者は言う。今回の東日本の地震と津波によって起こった福島原発の事故を通して、日本国民はやっと原子炉の現状について真実を発見しつつある。世界の注目が日本に集まっているなかで、世界のメディアは日本の現状を暴いている。
 覚者も「あの事故は別として、それ以外の世界中の全ての原子力発電所から放射線が放出されている。そしてそれが、大気や水、土壌、海、全てを汚染している。日本だけではなく、世界中汚れてるのだ」と言っている。それにも関わらず、人類はどんどん原子力発電所、原子力を持った核兵器をつくってきている。そういうことを宇宙の兄弟たちは監視している。地球人の無知とその傲慢さをなんとか手助けしようとしているのだ。

 私たちはいま究極の選択に直面している。世界の人類を一つとして分かち合い、そして平和と幸福を知るか、あるいは地球上の命の終末を目撃するか、完全に死滅するか、このどちらかを意識して選択しなければならない。
 人間の選択が賢明になされるためにマイトレーヤはいま出現している。マイトレーヤはすでに人間の答えを知っている。そして喜んでいる。マイトレーヤと彼の愛のエネルギーによって鼓舞され、人々は世界中いたるところで、世界再建の仕事を、そして貧しい飢えた人々の救援を、地球環境救済の仕事に老若男女、活き活きとして取り組んでいくだろう。そして、仏陀の予言されたような慈悲と聖域に基づいた黄金の文明を築くだろう。人類は初めて太陽系の惑星のメンバー一員として地球の責任を全うしていくだろう。
 (以上は講演会に参加した本誌ライターによる要約である)
















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