歌川国芳没後150年記念展


 歌川国芳(うたがわくによし1797-1861)は、幕末の江戸・日本橋に生まれた浮世絵師です。
画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデアと確かなデッサン力で、浮世絵の枠にとどまらない革新的な作品を数多く生み出しました。英雄たちが活躍する豪快かつダイナミックな構図の武者絵、粋な町娘たちの明るい魅力をとらえた美人画、生き生きとした愛らしい子ども絵、西洋画法を取り入れた斬新な風景画、猫や金魚が楽しげに動きまわりウィットに富む戯画など、その作品は題材・ジャンルも多岐にわたり、時代を超えて、浮世絵ファンはもとより現代のデザイン関係者や若い世代にも注目され、国際的にも高い評価を得ています。

 2011年は国芳の没後150年にあたります。これを記念し開催する本展は、代表作はもちろん、これまで未紹介であった傑作、新発見の優品の数々を含む約420点により構成する過去最大規模の国芳展です。国芳の画業の全貌を堪能できるまたとない機会をどうぞお見逃しなく!

没後150年記念歌川国芳
会 期2011年12月17日(土)〜2012年2月12日(日)
前期 2011年12月17日(土)〜2012年1月17日(火)
後期 2012年1月19日(木)〜2012年2月12日(日)
休館日 2012年1月18日
開催時間 10時〜20時(火曜日17時まで)
会 場 森アーツセンターギャラリー(港区六本木6丁目10?1六本木ヒルズ森タワー52F)
展覧会構成 (前期と後期で展示作品はほとんど入替わります)
第1章 武者桧−みなぎる力と躍動感
第2章 逸話−物語とイメージ
第3章 役者絵−人気役者のさまざまな姿
第4章 美人画−江戸の粋と団扇絵の美
第5章 子ども絵−遊びと学び
第6章 風景画−近代的なアングル
第7章 履物と動物画−精織な彫と摺
第8章 戯画−溢れるウィットとユーモア
第9章 風俗・娯楽・情報
第10章肉筆面・板木・版本ほか
観覧料(順に当日券、前売券、展望台セット券。単位円)
一般(1500、1300、2500)、高校大学生(1200、1000、2000)、4才〜中学生(500、400、800)
問合せ03-5777-8600(ハローダイヤル)

















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