男の絵手紙−25年の絆 緒形拳からの手紙

 俳優・緒形拳さんが亡くなって間もなく3年の歳月がたちます。
 名優は、またみごとな書の人でもありました。絵手紙作家・小池邦夫さんのもとには、「前略」も「拝啓」も時候の挨拶も省かれた、直球のような一枚が、折々に送られていました。

 本展は、緒形拳さんとの絵手紙交流を続けてきた小池邦夫さん、2人の男の絵手紙交流を中心に季刊「銀花」愛読者カードへの手紙、旅先からの家族への手紙も併せて公開します。
 1983年秋、小池さんが開催していた絵手紙展に緒形拳さんが訪れます。食い入るように見ていたその姿に小池さんは声をかけ損ね、代わりに絵手紙の礼状を出したのが交流のきっかけとなりました。
 以来、25年間続く緒形さんからの絵手紙。短く個性的な文字が紙面に躍る。長年続いた交流にもかかわらず、お2人は直接言葉を交わすことのない「絵手紙」での繋がりでした。
 
会 期 2011年8月9日(火)〜14日(日)
 開催時間 10時〜18時30分(19時閉館)、最終日は17時まで(17時30分閉館) 
会 場 日本橋三越本店本館7階催し物会場
作品の一部
 体 験 親子で楽しむ「絵手紙体験会」
●連日午前11時〜・午後2時〜各回先着20名様[会場内にて]
●参加費税込1,500円(筆、教材セットは貸出し致します)
入場料 一般・大学・高校生500円/中学生以下無料
問合せ 日本橋三越本店TEL.03-3241-3311(大代表)

















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