特別展 アウトローたちの江戸時代

 
「当世好男子伝」
国立歴史民俗博物館蔵
 

 アウトローとは「OUT LOW」、つまり法から外れた無法者のことです。
 江戸時代のアウトローというと、国定忠治(くにさだちゅうじ)・清水次郎長(しみずのじろちょう)などの侠客(きょうかく)、鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)・日本左衛門(にっぽんざえもん)などの盗賊を思い浮カベる人が多いのではないでしょうか。もちろん彼らは紛うかたなきアウトローですが、この他にも江戸時代の戸籍である「宗門人別改帳」(しゅうもんじんべつあらためちょう)から名前を削除された舞暗(むしゅく)や、仕えるべき主君を持たない浪人など、様々なアウトローが各地を巡り歩いていました。

 江戸時代後期になると、彼らは江戸幕府の衰退と比例して社会問題化する反面、歌舞伎に登場し浮世絵に描かれるなど、庶民文化の中でヒーローとして取り扱われています。このような現象が起こった時代背景や社会動向 を、様々な資料にあらわれてくるアウトローの姿から手繰ります。
アウトローたちの江戸時代
会 期 2011年6月26日(日)
会 場 府中市郷土の森博物館本館1階特別展示室(府中市南町6-32)
休館日 5月2・9・16・23・24・30日、6月6・13・20日
観覧料 大人200円、中学生以下無料 ※別途博物館入場料(大人200円、中学生以下100円、4才以下無料)が必要。
問合せ TEL.042-368-7921

















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