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ホキ美術館開館記念特別展
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原雅幸/2007年
《ナローカナルのボート乗り場》 |
館長保木将夫が収集した日本の写実絵画約300点の中から、写実絵画の名品163点を9つのギャラリーに展示いたします。
森本草介、野田弘志、中山忠彦ら若手作家から巨匠の大作まで40人の作家の、人物画、風景画、静物画など、さまざまなコンセプト、制作方法で描かれた写実作品を一堂にご覧いただくことができます。
写実絵画は画家が見たままに対象の存在を描いた作品です。その基盤はヨーロッパのダ・ヴィンチやフェルメールなどにさかのぼる伝統的な絵画にあるといえます。画家が時間をかけて1枚の絵と向き合い、こつこつと緻密につくりあげた作品の数々が一堂に会します。
最新鋭の保木美術館は、写実絵画コレクションのために設計されており、160点の作品は、天井に埋め込まれたLEDとハロゲンの照明のもと、三層の長井回廊型のギャラリーにピクチャーレールなしで展示されています。2009年スペインで開かれた建築祭のfuture部門で高い評価を得た建物には、その一部30メートルは空中に浮いている。昭和の森に隣接しており緑が楽しめる展示室も。 |
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