企画展東京復興
−カラーで見る昭和20年代東京の軌跡−



 今から65年前。1945年(昭和20)からはじまる10年間は、東京にとってまさに激動の時代でした。同年3月の大空 襲から終戦、占領、そして講和を経ての独立。それは都市や市民生活が大きな転換期を迎え、現在の私たちのライフスタイルが形作られる時期ともなりました。占領と復興という過程から、多くのものが生み出され、取り入れられていったのです。
 本展は、栄時貴重であったカラーフィルムをもちいた写真・映像などにより、昭和20年代東京の姿を鮮やかによみがえらせるもので、多くの資料が初公開となります。この展示から、苦難を乗り越え東京の復興を目指す人々が描いた夢や憧れを感じていただき、私たちの未来を見つめなおす機会になれば幸いです。
東京復興カラーで見る昭和20年代東京の軌跡
開催日 2010年8月4日(水)〜9月26日(日)
 休館日 毎週月曜日休館。ただし9月13日(月)、9月20日(月・祝)は開館。
開館時間 9時30分〜17時30分(土曜日は19時30分まで)
※入館は閉館の30分前まで
会 場 江戸東京博物館(墨田区横網1・4・10)常設展示室5階第2企画展示室 ●JR総武線両国駅西口より徒歩3分
展示構成 焼け跡からの再起
 空襲の爪痕が残る東京の情景と、そこから復興へ向け力強く歩き始めた人々の姿を、貴重なカラー映像と写真、当時の生活を支えた品々から展観します。
OccupiedTOKYO(オキュパイド・トーキョー)
 GHQの進駐により、6年8ケ月に渡り占領下に置かれた東京。占領へといたる過程と、なかば異国のように変貌 した東京の姿を、当時の資料から振り返ります。
幻の復興計画
 焼け野原となった東京を、理想の都市へと生まれ変わらせるべく掲げられた戦災復興計画。その広報のため製作された映画「二十年後の東京」を中心に、計画の全容と結末、そして実際の復興過程を紹介します。
米兵たちの見たTOKYO
 占領期、米兵たちは復興を遂げる東京と人々の生活を見つめ、一方日本人は、垣間見える豊かなアメリカの姿を、憧れを持って見つめます。その憧れは、日本を高度成長へと導く原動力ともなりました。それぞれの眼差しが交錯する占領下の東京を展観します。
占領から成長へ
 占領期が終わり、復興から経済成長へと向かう時代の移り変わりを、当時の世相・流行を示す資料や、日本人の手によるカラー写真などから辿ります。
観覧料など詳細問合せ TEL.03・3626・9974(代表)江戸東京博物館

















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