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特別展「隅田川〜江戸が愛した風景〜」
毎年7月の最終土曜日に行われ2万発が打ち上げられる有名な花火大会、毎年100万 人もの人が訪れ、屋形船から見物する風流な姿もみられます。
都市江戸の象徴のひとつである隅田川は、江戸の人々にとって輸送の大動脈であると同時に、江戸の名所として愛され、親しまれてきた川です。そのため隅田川や、隅田川周辺の数々の名所は、江戸時代を通じて数えきれないほどの絵に描かれてきました。
この展覧会は、江戸東京博物館が20年以上をかけて収集してきた「隅田川の錦絵 や扉風、絵巻を初めて一挙に公開するとともに、他に所蔵されている名品とあわせ、描かれた隅田川の多彩な世界を展覧するものです。
描かれた隅田川を通じて、江戸の文化や生活の中に根ざした隅田川とい うものを再確認していきたいと思います。 |
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橋本貞秀「東都両国ばし夏景色」安政6年(1853)当館蔵 |
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