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オルセー美術館展 |
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ウジェーヌ・グラッセ、フェリックス・ゴダン「ハーモニー」 |
1900年、パリ万国博覧会の開催にあわせ、セーヌ河に巨大なオルセー駅が誕生致しました。時はまさにアール・ヌーボが花咲く時代。この駅を改築し、19世紀美術の殿堂として今日公開されているのがオルセー美術館です。
本展はオルセー美術館の誇るアール・ヌーボコレクションから代表的な名品約150点を選りすぐって展示します。「アール・ヌーヴォー」は19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に一世を風靡した装飾様式です。サロン、ダイニングルーム、書斎、貴婦人の部屋と続く空間に、アール・ヌ
ーボ様式の家具、工芸、装飾品などが配され、あたかもパリの豪華な邸宅に招かれたような体験となることでしょう。またこの時代を象徴する人物を、最後に、パリ高級工芸産業の粋を七宝、陶芸、金工作品で紹介。オルセー美術館のもうひとつの側面に光をあてる本展は、オルセー美術館の魅力を新たに印象づけるものです。
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