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市制施行55周年記念特別展
武蔵府中と鎌倉街道
〜歴史の道を歩く〜 |
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鎌倉街道を軸に中世府中を考える
(財)府中文化振興財団
古代において武蔵国の国府が置かれた府中は、中世においてもなお政治的な拠点として機能しました。
この中世府中を考えるとき重要な位置を占めるのが、府中を縦走する鎌倉街道(写真右)上道(かみみち)です。
鎌倉街道上道は、鎌倉から各地へ、各地から鎌倉へと、軍勢や物資が動き、そして情報が行き交う幹線道でした。
今展示会では、この鎌倉街道上道を軸にして、古文書と美術工芸品、そして近年蓄積されてきた発掘調査による出土品を加えて、中世の社会を考えます。
具体的には、武蔵府中の様相を復元し、そのうえで鎌倉街道沿道の風景や機能を探ります。展示を通して〈歴史の道を歩く〉試みであり、実際に古道を歩く誘いにしたいと思います。 |
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