ドラマや映画で活躍中の大倉孝二をはじめ、アニメ「ポケットモンスター」ニャースの声でもおなじみの犬山イヌコ他、演劇界の実力俳優が揃う劇団ナイロン100℃。 　主宰で脚本･演出のケラリーノ･サンドロヴィッチ（KERA）は、脚本家､演出家､映画監督､ミュージシャン､と様々な顔を持つ。元バンド｢有頂天｣のボーカルとして一世風靡後、演劇活動を本格化し現在まで演劇界の中心で活躍。劇団外でも昨年『どん底』（出演：段田安則､江口洋介､荻野目慶子､緒川たまき他）や、『あれから』（出演：余貴美子､高橋ひとみ､萩原聖人､渡辺いっけい､高橋克実他）を手がけるなど、精力的に､且つ完成度の高い公演を続々と発表している。 　今年６月、「彩の国さいたま芸術劇場」の蜷川幸雄演出ゴールドシアター公演に新作を書き下ろすことでも話題だ。 現在、演劇界の第一線で最も脂ののっている演出家の１人と言われている。 また映画『罪とか罰とか』（成海璃子主演）やドラマ『時効警察』など映像の脚本監督としても注目を集めている。 　そんなノリに乗るKERAがナイロン100℃新作公演として４／17〜本多劇場で『神様とその他の変種』を上演する。 自身のバンド『ケラ＆シンセサイザーズ』の同タイトルの楽曲の世界観をモチーフにしたこの作品は、東京の郊外のとある一軒家を舞台に繰り広げられる、子をめぐる親達のスリリングな会話劇となる模様。KERAの真骨頂であるナンセンスコメディと丁寧な心理描写、オドロキと意外性に溢れるストーリー展開が期待できそうだ。 　今回の客演陣には近年舞台女優としても着実にキャリアを積む水野美紀、映画『パコと魔法の絵本』にも出演の山内圭哉、舞台を始め映像でも活躍中の山崎一を迎え豪華なキャストでお届けします！