特別展『春の小川』の流れた街・渋谷」
〜川が映し出す地域史〜


 唱歌「春の小川」の舞台となった渋谷は、明治頃まではのどかな風景が広がり、歌詞にも見られるような小川がいたるところに流れていましたが、街の発展とともにその面影は失われていきます。昭和30年代後半になると、渋谷を流れていた川はいっせいに姿を消しますが、川は今に至るまで人々の生活と深い関係があります。

 今回の特別展では、かつての川の姿と、川と渋谷の人々とのさまざまな関わり方を紹介することにより、渋谷の地域的特性を探っていきます。
開催期間 平成20年12月21日まで
休館日 月曜日
開館時間 9時〜17時(入館は16時30分まで)
会 場 白根記念 渋谷区立郷土博物館・文学館(渋谷区東4-9-1)
展示構成 1.川の街・渋谷  かつて渋谷には、複雑な地形の中を川が網の目のように流れていました。以前の流れの全体像を紹介します。
2.川と人々との関わり  渋谷の川と人とは、時代ごとにさまざまな関わり方がありました。それらを「境界としての川」「大名屋敷と川の水源」「生産の場としての川」「災害と川」などのテーマごとに紹介します。
3.「下水」からみた渋谷の川  川には古くから下水道としての役割があります。現在の川の役割の中心である下水排除に焦点をあて、渋谷の川が失われていった経緯を紹介します。
主な展示資料 高遠藩内藤家「新宿下屋敷図絵」、玉川家扉風、「内藤新宿干駄ケ谷辺図」、八幡橋橋銘板、「渋谷川改修工事概要」、各種図面・写真等
問合せ 渋谷区立郷土博物館・文学館  TEL.03-3486-2791 FAX.03-3486-2793

















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