9月1日は防災の日


 大きな地震が起こる度に、被災者の疲労した様子や家を失い呆然自失の人達の顔がテレビ画面に映しだされる。
 中国四川省の8万人の死者とその10倍の負傷者の映像はもはや全く報道されず、オリンピック一色になっている。
 我が国においても、岩手・宮城内陸地震のニュースは数日の記事で今はもう取り上げられない。
 9月1日は関東大震災から85年が経過し記憶の彼方に忘れ去られている。例年、公園に集まっての消火訓練などの年中行事と化し、その先の危機感はあまり感じられない。

 緊急地震速報が機能しない?

 昨年10月に気象庁より開始された緊急地震速報は、地震前に警報が鳴り、速やかに身の安全を確保できるはずであった。しかしその期待は裏切られた形になっている。震源地に近い所では情報の提供が地震の揺れの到達に間に合わないという限界があるのだ。また、速報が発信されても、数秒前にしか分からない。その間に何が出来るのか考えてしまう。

 本当に大切なのは…

 地震の予知も大切だし、緊急地震速報はこれから精度を上げてもらいたいと思うが、議論すべき問題は、発災の際に家が倒壊から守られ、その後の生活を行える施策が行政に求められている。
 その為に大切なのは、家の耐震化が最需要なのは、言うまでもない。個人の資産は街の財産でもあり、国の宝でもある。
 まず、我が家の耐震化が何よりの防災の近道と思える。
 NPO法人日本耐震防災事業団が市民の視点で相談にのってくれるのは大変心強く、近い将来起こりうる大地震にそなえて、私達が今出来る事のヒントを与えてくれる。

NPO法人日本耐震防災事業団では、耐震診断(国土交通省監修)、耐震工法のアドバイスを行っております。
   < プレゼント >
小冊子『阪神大震災が残したもの』(小口悦央著)を先着30名にプレゼント。希望者は下記連絡先へ。
住 所  東京都板橋区上板橋 2-24-9
フリーダイヤル  0120-59-7221
メール  info@nittaibou.jp
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