宮本三郎の日常風景…暮らしを描く

 
 「家族席」 1934年

 1935年、宮本三郎は30歳で現在当館のある世田谷・奥沢の地に、アトリエ付きの住居を構えました。
 ここは、彼の仕事場であり、寝食の場であり、また家族とくつろぐ憩いの場でもありました。
 ここから戦後の洋画壇に確たる影響力を及ぼした傑作が数多く生み出されましたが、同時にその横にはいつも家族がつむぐ日常風景が寄り添っていました。制作と暮らしを営んだこの場所は、画家・宮本三郎と家族が育んだかけがえのない時間が深く刻まれた生活の舞台でもあったのです。

 本展では、画家と家族、画家と生活というテーマから、1940年代から60年代にかけて制作された絵画作品を中心に、画家と暮らしの関わりを探ります。
会 期 2008年11月30日(日)まで
休館日 月曜(但し休日と重なった場合は翌日)
開館時間 10時〜18時(入館は17時30分まで)
会 場 『宮本三郎記念美術館』(世田谷区奥沢5〜38〜13)
その他問合せ 宮本三郎記念美術館 TEL.03・5483・3836 FAX.03・3722・5181

















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