主人公・光源氏の恋愛や人間関係が豊かに綴られた「源氏物語」。今年は源氏物語が歴史上に登場してちょうど1000年の節目にあたります。
作者の紫式部が当時の文化を背景にして源氏物語を執筆して以来、この物語を愛した菅原孝標女から、藤原定家をはじめとする源氏学者、そして現代語訳者の営みを経て、現在も愛読者が増え続けています。
また、執筆された平安期から、源氏物語は絵画化され、いわゆる「源氏絵」の系譜を形成してきました。
その「源氏物語千年紀」を記念し特別展を開催致します。
本展では、「源氏物語千年紀」に関連する東日本最大の企画展として、現代にまで至るその「源氏絵」、源氏物語や紫式部にまつわる絵画を中心に、国宝・重要文化財・重要美術品約
20数件を含む豪華絢爛な作品を展観します。 |
2008年は、
源氏物語が歴史上に登場して
ちょうど1000年 |