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ジャン・アンリーファーブル(1823〜1915、写真)が教師を勤めながらさまざまな昆虫の観察をおこない、その生態の研究成果をまとめて発表したのが有名な『昆虫記』(全10巻)です。
フンコロガシ、スカラべ、ゾウムシといった地味ながら奇妙な習性をもつ昆虫を独自の方法で観察し、それらの行動の謎を解き明かしました。その謎解きの過程と叙述の面白さによって、研究者に始まり、アマチュア昆虫愛好家から一般の子どもたちまで幅広い層に読み継がれています。
本展では、『昆虫記』の先駆けとなった直筆の論文や『昆虫記』の初版を含め、関連の写真や仮画など約150点を展示します。
この度の滋賀県立近代美術館巡回展示(2008年7月19日〜8月31日)にあわせ、世田谷文学館では「世田谷空想昆虫館」と題し、美術家による昆虫をイメージしたアート作品や、区内で自然保護活動を続ける団体の活をご紹介します。また、「昆虫記」が日本国内で紹介された経過を、区ゆかり文学者・賀川豊彦、中西悟堂、三好達治らの業績とあわせてご案内します。
この春、フアーブルの『昆虫記』をきっかけに、家族揃って身近な自然を見つめ直してみませんか?
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「オオクジャケヤママユ」
撮影:ポール・アンリ・ファーブル |
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開催期間 |
2008年4月19日(土)〜6月8日(日) |
開催時間 |
10時〜18時(入場は17時30分迄) |
定休日 |
毎週月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は翌日休館) |
会 場 |
世田谷文学館(世田谷区南烏山1〜10〜10、京王線「芦花公園」駅徒歩5分) |
観覧料他
詳細問合せ |
TEL.03・5374・9111(代表)/FAX.03・5374・9120 |
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