明治という新しい時代を迎え、“東京”と呼ばれるようになった街並みは、幕末の戦火こそほとんど受けなかったものの、明治新政府の打ち出した神仏分離と廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって、神社仏閣は様々な変革を迫られました。
幕府の庇護を受けていた寺院はその後ろ盾をなくし、維持することに苦労し、あるものは神道重視の政策により寺院から神社へと変わり、また新たに建立される神社も登場しました。
しかし様々な時代の変化に対応しながら、人々のくらしの中で信仰や娯楽の場でもあった神社仏閣は、東京の名所として版画や書物に描かれ各地で紹介されました。
今回の展示では、東京東部の下町地域にあった神社仏閣の、かつての姿を描いた作品と現在の様子を撮影した写真と対比しながら展示紹介します。 |
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歌川広重(三代)「東京名所之内浅草金龍山観世音之全図」1884年 |
渡辺忠久「東京名所深川八幡」1890年(明治23) |
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会 期 |
〜2008年3月30日(日)まで。 |
休館日 |
月曜日 |
開館時間 |
10時〜17時(入館は16時まで) |
入館料 |
無 料 |
会 場 |
GAS MUSEUMがす資料館 (小平市大沼町2〜590) |
問合せ |
TEL.042・342・1715(月曜日除く10時〜17時) |
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