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 霧の夜、それは海から来る｡ある霧の夜、岬に近い小さな街の住民全てが姿を消す。 まるで数秒前までそこにいたかのような痕跡だけを残して。 町はずれのバス待合所で、意識を失った女がただ一人発見される。 女は記憶を失っている。 彼女と共に発見されるのは一冊の殴り書きのノート。 果たしてそこに何が記されていたのか、そして霧の夜、何が起こったのか。 ネオゼネレーター・プロジェクトが５年間の沈黙を破り贈る、喪失と追想の物語。 公演に先立って … 大西一郎（作・演出） ５年ぶりだそうだ。 そう言われてもピンと来ないくらいになんだかあっという間の気もするが､その間本当に数多くの事があった｡ 出会いや別れ。 この世界からも永遠に旅立ってしまった。 大事な人のことなどもあった｡ 短いようで長く､長いようで短い日々が重なりました｡ にんじんボーンやモンキーロード､横浜の様々な企画など､多くの現場に絶え間なく呼んでいただいていたりしたので、私自身が久々な感覚はないのだけれど､我がホームグランド､ネオぜネはいつの間にやらもう５年も眠ってしまっていたのであります｡ それでもなかなか再開の気配もなかったのを数多くの方々に背を押していただき、ようやく目をさますことと相成りました｡ そしてこの再起動の芝居に､大変魅力的な役者陣とスタッフ陣が集まってくれました｡ うれしいばかり。 もう再開早々フル稼働で下北の街に戻って参ります｡ さて電源をいれよう｡ オイルの準備もオッケー。 新型発電機計画、再開です｡ 公演概要⇒ |
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