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1955年(昭和30)に起こった神武景気で始まった昭和30年代は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の「三種の神器」の言葉に象徴されるように、一般家庭へ豊かで快適なくらしをもたらしました。 人々の生活空間にも大きな変化が現れ、公団住宅をはじめとする新しい居住空間のなかでは、豊かで快適なくらしをかなえるものとしてガスが熱源の用途として利用されました。 台所ではガスコンロやガス炊飯器、ガス湯沸器などが、室内の暖房にはガスストーブ、内風呂としてガス風呂釜などが広く普及して行きました。 この他にも、ガス冷蔵庫やガス衣類乾燥器などによる新しいガスの利用方法や、器具の使い方の紹介として、料理教室の開催やガイドブックの配布など、ガス機器の普及のために様々なPRがおこなわれていました。 今回の展示では、昭和30年代に店頭を飾った様々なポスターとその中で紹介されているガス器具、催し物の案内配布物やカタログなどにより、昭和30年代のガスのある暮らしを展示紹介致します。
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