劇団、本谷有希子「密室彼女」   
 趣味も趣向も活動ジャンルも異なる同世代の二人が勢いで組んでみる!
 舞台用に原案を書き下ろした乙一はそもそも演劇がアウェー!
 本谷は乙一ファンに囲まれるかもしれないのでやっぱアウェー!
 ゴールデンウィークだからって渋滞に巻き込まれてる場合じゃない!
                             公演概要⇒
脚本・演出:本谷有希子
 「今回は番外公演ということでいつもより一風変わったものが作りたいと思い、同世代の小説家・乙一氏を演劇に誘ってみました。ジャンルの違うところから何か生まれたら楽しいなと思い、何度かの打ち合わせの末、乙一氏の話と私の考えた話がリンクしながら進行していくという形になっています。
 台本、脚色、構成は私ですが、これまで本公演で力を入れていた『物語』の部分を乙一氏にゆだねたのは、演出に集中してみたいという今までにない欲求が私の中にあったから。なるべく自由な発想で舞台を作るべく思考回路をこれまでと切り替えて作り上げられればなと思っています。
 ここ何作か私が『劇団、本谷有希子』らしさというものに縛られていた部分もあるような気がするので、今回はいつもより肩の力が抜けつつも感性を研ぎすましつつ、といった具合で新しいものに挑戦したいと思っています。」

劇団、本谷有希子(アウェー)とは?
「劇団、本谷有希子とはまた違う系統の芝居がしたい」という本谷の欲望から始まったユニット。存続するのかどうか未定。とにかくその時やりたいことを自由にやってみよう的な、まだ何色にも染まりたくない的な気持ちで初心を忘れずいろんなことに挑戦するつもり。(文責・本谷)
◆ 本谷有希子 1979年、石川県生まれ。 00年に「劇団、本谷有希子」旗揚げ。 主宰として、全作品の作・演出を担当する。代表作にテレビドラマ化もされた『石川県伍参市』(03年)、岸田戯曲賞ノミネート作『乱暴と待機』(05年)など。05年4月より1年間「オールナイトニッポン」金曜日パーソナリティを担当。4月下旬には待望の長編小説『ぜつぼう』(講談社)が刊行予定。 

















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