猫のホテル「ウソツキー」

 たった二年しか実質存在しなかった伝説のバンドは、はっぴぃえんどをモチーフに作詞家の苦悩に満ちた日々を描きます。
 もちろん昭和のムード満載で、ひりひりと灼けるようなバンド活動の日々のなかで、現実から浮き上がった言葉を生み出していった男。一部に熱い支持を受けるが、やがて生活のためにその言葉は様々に変節していく。
 苦しみながらも、広く世間に受け入れられる男の言葉。その一方で男の生活からは真実ある言葉が消えていく…。
  新作を作るにあたって        作・演出者 千葉雅子          
 早、40を過ぎて3年になろうとしています。箸使いはそこそこうまくなりましたが、思いをうまく人の伝えることができません。未だにそうです。タクシーに乗って、たまプラ(たまプラザー)と告げ、酔って眠っているうちに鎌倉に連れて行かれた人がいました。「ごめん」の一言が暴力になってしまう人もいます。どうやら自分もその一派のようです。まさか、モノを書いて人前に発表することになろうとは、30になるまで想像もしませんでした。けれど、もっとやりたいと挑戦する要因のひとつにはその一派としての焦れったさがあるように思います。
 今回は、言葉を操る人の不器用さについて取り組んでみようと考えています。
「ウソツキー」について          
 たった二年しか実質存在しなかった伝説のバンド、はっぴぃえんどをモチーフに作詞家の苦悩に満ちた日々を描きます。
 もちろん昭和のムード満載で、ひりひりと灼けるようなバンド活動の日々のなかで、現実から浮き上がった言葉を生み出していった男。一部に熱い支持を受けるが、やがて生活のためにその言葉は様々に変節していく。
 苦しみながらも、広く世間に受け入れられる男の言葉。その一方で男の生活からは真実ある言葉が消えていく…。
                   公演概要⇒













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