「藤沢周平の世界展」

  【展覧会の趣意】

 豪傑が天下国家を声高に語るのでもなく、完全無欠のヒーローが華やかに活躍するわけでもない。
 誰もが皆それぞれの生き方があり、救いがある---藤沢周平(写真)は時代小説でありながら、現代に生きる私たちの日常を歴史に素材を借り、名も無き人々をあたたかな眼差しで包む作風で愛されています。
 「用心棒日月抄」「三屋清左衛門残日録」「蝉しぐれ」「よろずや平四郎」シリーズなど数々の名作を残し、平成9年に惜しまれながら69歳でこの世を去った後、今なお読者を広げつつあります。


  「藤沢周平の世界展」
会 期 平成17(2005)年9月17日(土)〜10月30日(日)
時 間 午前10時〜午後6時(入場は午後5時30分まで)
 毎週月曜日休館。
  ただし、10月10日(月・祝)は開館、翌日11日(火)は休館。
会 場 世田谷文学館
 〒157−0062世田谷区南烏山1−10−10(京王線「芦花公園」駅徒歩5分)
内 容 市井の男女の物語、武家物語、剣豪小説などの分野で活躍した作家・藤沢周平。いつの世も変わらない人情と哀歓を端正な文体で描き出し、「人生の伴侶の文学」「癒しの文学」ともいえる藤沢文学の魅力に迫ります。
 藤沢周平の没後、家族の手元で大切に保存されていた貴重な資料を一挙初公開。藤沢旧蔵資料を中心に、約400点の多彩な資料で、作品世界の源泉と素顔を紹介する初の本格的展覧会です。
観覧料 一般600(480)円/大学・高校生350(280)円
  /中学・小学生250(200)円
    /65歳以上300(240)円
  ※( )内は20名以上の団体料金、障害者割引有り
  ※初日の9月17日(土)は観覧料が無料になります。
問合せ 世田谷文学館
 電話03−5374−9111(代表)/FAX03−5374−9120

   
















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