馬耳豚風「父と暮らせば」  公演概要⇒

 道学先生で知り合った二人が、世代を超えて、新しいユニットを作りました。
江間 直子 辻 親八

 馬耳豚鼻-ばじとんぷー…言っても聞かない奴ら。

 グリングなどのプロデュース公演や、声優でも活躍の辻親八と、無名塾の江間直子が、戦後60年をむかえた今年、『父と暮せば』を上演いたします。

 OFFOFFシアターならではの密な空間を作ってまいります。
 そして、すこしばかり平和のメッセージもこめて…

 平和!平和!と公然と世間に向かって、言えない世の中になってきたように感じます。
 日本人はだれでも平和を願っていて、戦争は絶対に嫌だと思っていると思っていました。

 ところが、最近は必ずしもそのような考えを持った人ばかりではないようです。日本全体が戦争に向かって行くような気がしてなりません。
 60年たって、戦争のこと、原爆のことが物語上のことになってしまったのでしょうか?違った意味で平和ボケになってしまったのでしょうか?

 この芝居をみて、ちょっとでもいい、戦争のこと考えてもらえれば…そう思っています。
 舞台は、三年後のヒロシマ。

 ある日、娘は原爆資料を集めているという青年に出会う。
 しかし、娘は生き延びたことへの負い目に苦しみ、芽生えかけた恋心も否定する…。
 父はそんな娘になんとか幸せになってもらおうと、懸命に応援を始めるのだが…。
 「あの八月は、お話もない、絵になるようなこともない、詩も小説もない、学問になるようなこともない、一瞬のうちに人の世のすべてがのうなっていました。」(本文より)
        
   
















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