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2005年愛知万博ドイツ館のご案内![]() ドイツが提案する自然と技術の共生 雨粒に乗って、水・空気・火をめぐる大冒険の旅へ。それは2005年愛知万博のドイツ館から始まります。 地下深くからスタートした旅は、ドイツの典型的な風景をバックに水を、空気を、火の間を駆け抜けていきます。ドイツ館を訪ねた人は、進化の過程で自然が編み出した素晴らしい構造の法則、不変の法則が人間にいかに多くを語りかけるものであるかに気付くことでしょう。 ドイツが日本の皆さんにお届けする「ビオニス」は、自然と技術の共生のあり方をご紹介するミッションです。 ドイツ館は2005年愛知万博のテーマ自然の叡智」そのままに、人間の欲求と自然とのより良い調和に向け、自然の叡智に範を取るものです。ドイツ人研究者が既に取り組んでいる徹底した自然研究の一例には、蓮の葉が持つ自浄作用の発見がありますし、数百万年にわたり鮫が進化させてきたミクロの皮膚構造の応用は競泳や航空分野に広がっています。 ドイツ館「ビオニス」は、自然の原理を技術に応用する学問「バイオニクス」から名づけられたものです。 人間は自然の一部であり、自然に倣った自然な発達と最適化プロセスに目を向ける機会は、日増しに高まっています。 ビオニスではコミュニケーション志向のコンセプトを元に、訪れた人が様々な形で新たな知見を得られるようになっています。特に若い人々をターゲットとしていることから、体験型パビリオンとなっており、従来ありがちな一方的な説明は排除されでいるのも特徴です。 「日本におけるドイツ年」のさきがけとして 遠くからでも目に留まるドイツ館の大型LED画面には、英語と日本語で愛知万博のテーマに沿った基本理念が浮かび上がり多くの人々を惹きつけます。コンパニオンたちが日本式に出迎えるロビーを過ぎると、「日本におけるドイツ年」を紹介するスクリーンにたどり着きます,このドイツ年に先立って展開されるのが愛知万博ドイツ館ですが、ドイツ年では主に文化行事を中心に、文化・観光・研究・投資先としてのドイツを紹介し、その革新力を全面にウチダしていく予定です。 ドイツパビリオン − フランスと同じ建物に 体験を通じて理解が深まっていくという、特に若い人々を惹きつけるパビリオン。メディアと展示、双方向性とインターネットが結びつくことで、高い娯楽性と並んで情報の深化が約束されている、それが愛知万博ドイツ館なのです。 愛知万博では4月13日に「ドイツ・ナショナルデー」が、翌14日は「フランス・ナショナルデー」が続きます。ドイツとフランスは隣国どうしですが、両国のパビリオンが同じ建物の中に同居するのは万国博覧会の歴史でも初めてのことなのです。今回の万博を通じて、独仏両国は政治的経済的に親密な相互の関係を内外にアピールする意向を持っています。さらに文化的催しの開催に際しても協力し合う予定です。
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