危ないドラマを女の視点から…


 『クレネリゼロファクトリー』の、今回の公演は、演劇集団キャラメルボックスで活躍中の大内厚雄と当ユニット主宰の本多真弓による二人芝居と、役者のみならず作者としても活躍中のTEAM発砲・B・ZINのきだつよし、老舗劇団の旗掲げメンバーである劇団ショーマの山本満太、若手注目株の坪田秀雄の男三人芝居の二本立てです。

 演劇界で活躍中の俳優がお届けする密度の濃い舞台を役者の熱を肌で感じることのできる距離でご覧いただけます。

 『蜜の味』 は、下北沢「劇」小劇場のこけら落としで上演された作品を、作者・大岩真理が 『クレネリゼロファクトリー』 旗揚げ公演用に手を加えて上演した “改訂版” の再演ともいえるものです。
 とあるマンションの一室で一緒に過ごすことになった自分勝手で破滅的な男と女の話。

 『三つの味』 は、とあるマンションの一室に集まった男3人の愉快で滑稽な姿を描いた話。

 『クレネリゼロファクトリー』 とは、本多真弓が企画、出演。作家・大岩真理の作品で、公演の度に役者を探し上演。第2回公演より、演出家に若月理代、制作に橋本香苗が参加し、主宰・作・演出・制作が全て女性で構成されたプロデュースユニット。
 誰でも持っているささやかな欲望から人生を変えてしまうかもしれない。人が理性を失う時。そんな危ないドラマを女の視点から作りあげていく世界。

 『クレネリゼロファクトリー』の意味は、(KURENERI=繰り返す事/ZERO=何もない、真っ白/FACTORY=工場、作る)
 何もない所から何度も繰り返し作っていこう。人生のように。この先何が起こるかわからない未来を希望をもって自分のカで作っていこう。そして、自分の作ってきた人生を愛していこう。


■ 『クレネリゼロファクトリー』 スタッフ プロフィール ■

【主宰・本多真弓】 本多劇場グループの娘として生まれ、幼少の頃から、演劇を身近に感じながら育つ。桐朋学園短期大学部演劇科卒業後、役者として活動。声優としても活躍の場を広げる。大岩真理と出会い、『クレネリゼロファクトリー』を立ち上げる。▼主な舞台出演:宮澤章夫プロデュース、演団ダミアン、越中島朝吉商店、NUDE Acting studio、他多数。▼主なラジオ出演:青春アドベンチャー、「645」「仮装の騎士」/NHK、「ハートの魔法」/ラジオ日本、ラジジオCM、他。▼主なアニメ吹普え:wowow「キンダゲイナー」、OVA「グットモーニングコール」。

【作者・大岩真理】 1997年「劇」小劇場こけら落とし公演、「蜜の味/二等辺三角形」で本多真弓と出会い、クレネリゼロファクトリーに作品を提供することに。2003年秋、同作品上演(脚本のみ)。▼受賞作品:「ほどける双子」劇作家協会新人戯曲賞 佳作入選、 「穴のあいた家」神奈川演劇脚本コンクール入選、等。

【演出・若月理代】 桐朋学園短期大学部演劇科卒業後、演劇集団円の演出部入所。その後、女4人の創作劇集団設立、企ての作品の演出を手がける。同劇団解散後は、各プロデュース公演の演出、演出助手を多数、手がけている。

【制作・橋本香苗】
 1997年株式会社ネビュラプロジェクト入社、制作、プロデュース業務を経験。2002年同社退社後、フリーの制作としてクレネリゼロファクトリー他数社を、またwebサイト、パンフレットの編集、デザインなども手がけている。2003年12月有限会社コマンドエヌを設立。















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