アメリカ現代陶芸の系譜1950−1990


陶芸の可能性を広げる、バラエティー豊かなアメリカ現代陶芸

 "この革ジャンもやきもの!?"本展では、一見陶芸とは思えないような作品が多く登場します。

 戦後アメリカでは、ピーター・ヴォーコスらによって、器としての陶芸の技法的な常識を破る極めて自由で彫刻的な陶芸作品が生まれます。
 これらは、抽象表現主義的陶芸と称され、新たな造形表現として注目されました。
 また、1970年代になるとポップ・アート風の作品なども現れてきます。

 本展では、表現としての陶芸を意識したアメリカの現代陶芸家たちが、変転する社会状況と呼応しつつ様々な作品を生みだしていった、1950年代から1990年代の系譜を、世田谷のコレクター故豊田勝業氏のコレクションを中心に初めて本格的に紹介します。

 なお、収蔵品展示では、ピーター・ヴォーコスに大きな影響を与えた北大路魯山人の作品を紹介し、日本と米国の陶芸の違いを楽しんでいただきます。

              【写真上】ピーター・ヴォーコス「ジャボ」1944年愛知県陶磁資料館蔵


■開催期間=7月17日(土)〜9月5日(日)

■休館日=毎週月曜日

■開館時間=午前10時〜午後6時(入場は閉館30分前まで)

■会場=世田谷美術館

■入場料=一般:800(640)円/大高生:600(480)円/中小生・65歳以上:400(320)円
       ( )内は団体20名以上料金、障害者割引あり

■問合せ=世田谷美術館 TEL:03-3415-6011(代)
        ハローダイヤル:03-5777-8600















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