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「生きる」の中にある「生活」 「リアリティー」はTHE SHAMPOO HATが作品創りにおいて徹底的にこだわってきた要素の一つです。 生活臭が匂いたつような舞台セット、嘘のない会話、どこかにいそうな登場人物たち。 ただリアルを表現するのが目的ではなく、生の感情を生の言葉で伝える手段を模索してきました。 今回は「生きる!」ということを声高に叫ぶのではなく、「生活」という静かなカ強さを打ち出していくことで、そこからまた『限りなく真実に近いリアリティー』を追求し直したいと思っています。 閉塞的な歪んだ世界の中で、なんとも不器用すぎる人々が時には右往左往し、時には後悔しながらも目に見えないぐらい少しづつ変わってゆこうとする。 そんなTHE SHAMPOO HATにしか描けないどうしようもなくダメな人々の切なく愛おしい「ブラックコメディー」をお届けします。 見終わった後「…よし、働こう…!」と恩い直すようなあえて反面教師的力強い作品をと考えています。オリジナルメンバーにしか為し得ない独自のアンサンブルでお送りする新作を篤と味わってください。 ■あらすじ 作家である鈴木和彦は途方に暮れていた。 締め切りが目前にも関わらす全く筆が進まない。 気分転換にテレビなど見てみるが全く気分転換にもならず。 妻がしきりに何やら言ってくる。 弟が誰かと喧嘩をしている。 隣の部屋で年老いた父が寝ている。 怪しげなセールスマンが訪ねてくる。 妻が再ぴ何やら言ってくる。 鈴木和彦は、果たして脱稿できるのだろうか…。 公演概要⇒
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