第20回ベンジャミン・クレーム
 講演会開催にあたって

     ベンジャミン・クレーム招聘委員会

 昨年春の米英によるイラクへの武力攻撃からはや一年、その結果いまイラク及び世界で起きている事態は、皆様も日々のマスコミ報道でご存知のことと存じます。日本は、自衛隊という軍隊を既にイラクに派遣しています。日本人として今後どう考え行動したらよいのでしょうか。

 今年も、私たちはベンジャミン・クレーム氏をお迎えし、20回目の講演会を開催することになりました。

 アメリカが戦勝気分に沸いていた昨年5月、クレーム氏は講演会で、米英のイラク攻撃がイラクを悲惨な状態に陥れ、世界を一層不安定にすること。国際テロ活動は組織化、活発化し欧米、日本を標的にしたテロが起こるだろうと語っておられました。講演会にご参加下さった皆様はご記憶のことと存じます。先ごろのスペイン列車同時爆破テロは国際テロ組織の犯行ではと疑われています。

 皆様ご存知のとおり、クレーム氏は過去30年、世界各地の要請に応え無報酬で講演活動をつづけ、希望のメッセージを伝えてこられましたが、その中で、第三世界と先進諸国間のすさまじい経済格差の危険性を訴えつづけておられます。
 その主張の正しさは、9.11事件で証明され、結果、先進国米英による最貧国のアフガンやイラクへの武力攻撃という完全に間違った対応がなされ、世界は新たな危険に晒されています。

 私たちに何ができるのか? 世界各地で一般市民が様々な戦争反対と平和への行動を起しています。
 しかし世界が一つとなって問題解決に当たるには、クレーム氏がその出現を世界に伝えているマイトレーヤの知恵を今こそ借り、世界は危険な冒険主義者に属するのではなく、私たち一般市民に属していることを示す必要があるのではないでしょうか。

 クレーム氏の師である覚者は、安定した世界の最低条件は、
第一に正しい食物の供給、
第二に適切な住居の提供、
第三に普遍的権利としての健康管理と教育である、と言っておられます。
 これら生活の最低条件を満たせない世界の貧困地帯の絶望が、世界の安全を脅かしているのです。安定した世界でない限り、私たち一人ひとりの平和な生活はあり得ません。

 一方で環境汚染はもはや極限状態にあります。これが人間の免疫機能の最大の破壊者であり、戦争やテロで大量破壊兵器が使用される事態にでもなれぱ、この星の全生命体にとって致命的な状況を招くことになりかねません。いまや世界が一つとなって対処しなければならない時にきております。

 このような世界にあって、クレーム氏のもたらす情報は、いま唯一残された解決法の源泉として、危機点に立つ私たちに、賢明な選択への道を示してくれるものと確信します。

 ぜひ皆様お誘い合わせの上、「ベンジャミン・クレーム講演会」に多数ご来場賜りますよう、ご案内申し上げます。
                    
















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