『色彩の瞬きスーラの点描主義からマティスのフォーヴィスムまで』
ポーラ美術館 |
ポーラ美術館(神奈川県・箱根仙石原)では、2004年1月31日(土)から6月1日(火)まで、企画展『色彩の瞬き スーラの点描主義からマティスのフォーヴィスムまで』を開催します。
本展覧会は、当館のコレクションを通して、19世紀末から20世紀前半のフランス絵画における色彩の実験に焦点を当てるものです。
展示構成は「T.印象派から点描主義へ」「U.ポスト印象派とフォーヴィスムの誕生」「V.マティスの世界」の3部構成で、スーラ、シニャック、マティス、ヴラマンク、デュフィなどの作品86点(絵画62点、版画20点、挿絵本3点、彫刻1点 ※展示替え作品含む)を展示いたします。
「絵画で重要なのはデッサンか、それとも色彩か。」この絵画の根本的な問題について、20世紀初頭にアンリ・マティスはあざやかな色彩を追究した点描主義と、より大胆な筆遣いを特徴とするフォーヴィスム(野獣派)を経験し、さらに「色彩をそのまま切抜く」画期的な手法に到達しました。絵画における色彩の役割は、ジョルジュ・スーラが創始した点描主義と、フォーヴィスムの流れの中で大きく様相を変えたのです。
本展覧会では、これらの潮流を切り拓いたスーラ、シニャック、マティス、ヴラマンク、デュフィの油彩作品ともに、20世紀を代表する色彩の画家マティスの挿絵本『ジャズ』を展示し、絵画に輝きを求めた画家たちの豊潤な色彩の世界をご紹介します。
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アンリ・ルソー《異国風景》1910年 油彩/カンヴァス
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【開催要項】
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■展覧会名 : |
色彩の瞬き スーラの点描主義からマティスのフォーヴィスムまで |
■会 期 : |
2004年1月31日(土)〜6月1日(火) |
■会 場 : |
ポーラ美術館 展示室1(地下1階) |
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〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
TEL 0460-4-2111 / FAX 0460-4-3108
ホームページ http://www.polamuseum.or.jp
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■開館時間 : |
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
■休館日 : |
会期中無休 |
■入館料 : |
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個人
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団体(20名以上)
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大人
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1,800円
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1,500円
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大学・高校生
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1,300円
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1,100円
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中学・小学生
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700円
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500円
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※ 料金はいずれも消費税込み。
※ 中学生・小学生の入場については土曜日は無料です。 |
■主 催 : |
財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館 |
■作品点数 :
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86点(絵画62点、版画20点、挿絵本3点、彫刻1点 ※展示替え作品含む) |
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