加藤健一事務所 『詩人の恋』

▼2003年ラストステージとなるのは、新作 『詩人の恋』、本邦初演のニ人芝居です。
 95年4月にフィラデルフィア初演のこの作品は、その後ニューヨークへと移り、96年ピューッツアー賞にノミネートされたほどの人気の高い作品です。

▼舞台は音楽の都、ウィーン。
 天才ピアニスト・スティーブン (畠中洋) がスランプを克服するために訪れたのは、ヴォイストレーナーのマシュカン教授 (加藤健ー)。
 マシュカンは声楽家としてはもうとっくに旬を過ぎた、ちよっと風変わりな初老の男。そのレッスン法も随分変わっていて、ピアニストであるスティーブンに、シューマンの名作 【詩人の恋】 を歌いこなすことを課題とした。
 年齢も、国籍も、性格も…何もかもが互いに異なるうえに、ピアニストにとって意味のない歌のレッスンに苛立つスティーブン。初めから、全くうまくいかないニ人であった…。
 だがこのレッスンを通して、次第にマシュカンの秘められた人生が見えてくる……?! この歌がニ人の意外な過去を明かすカギとなるのだ!!

▼温かいユーモアと美しい音楽に魅せられて心地よく展開するストーリー、そしてさらに盛り上がるラスト。
 演劇と音楽が見事に一体化している、楽しさいっぱいのエンタテインメント。 「セイムタイム・ネクストイヤー」 「K2」に続く、ニ人芝居の名作になることでしょう。

▼あなたを魅了まちがいなし!この秋、必見の一作です。どうぞご期待ください。
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