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オペラシアターこんにゃく座公演 オペラ『フィガロの結婚 或いは狂おしき一日』
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西洋オペラの王道ともいうべき『フィガロの結婚』にこんにゃく座がはじめて取り組んだのは1984年。浮気な伯爵邸を舞台に繰り広げられるこのオペラブッファ(喜劇)は世界の人々を楽しませ心ゆさぶってきました。
今回“破天荒”かつ“抱腹絶倒”の「モーツァルトオペラ」としてふたたびこの夏誕生します。
乞うご期待!
オペラシアターこんにゃく座は「世田谷区駒沢」を拠点に活動しているオペラの劇団です。“わかりやすい日本語”で独創的で楽しいオペラを上演しています。
赤いフィガロと黒いフィガロ
二つのフィガロ 加藤直(訳・演出)
現在の世界はたった一人のヒーローやヒロイン、たった一人の悪漢に思いを込める時代ではない。世界は決して一つではない。或いは世界を一つの価値観に閉じ込めてはならない。無数の現実があることを認識しそのことにどう興味を持つかが肝心なのだ。矛盾こそ自由の隣人という訳だ。
で「赤いフィガロ」と「黒いフィガロ」。一挙にニ通りの『フィガロの結婚』を創ってしまおうと無謀を承知で提案した。
「赤のフィガロ」はテッテ的に“愛”に耽溺し「黒のフィガロ」はグチョクなまでに“革命”を小脇に破壊へと転がる。
西欧の文化を遠く先祖にもつオペラ。とことん日本語で歌うことに拘泥するこんにゃく座。西洋と東洋。コメディア・デラルテと中世日本のバサラ。二つの作品がお互いに異文化・他人同士として存在するといい。「こんにゃく座」の撞着・この世界の混迷を対象化させてみたいのだが。
オペラ『フィガロの結婚 或いは狂おしき一日』
原作ボーマルシェ
台本ロレンツォ・ダ・ポンテ
作曲モーツァルト
訳・演出加藤直/芸術監督 林光
【日程】9/10(水)〜9/15(月・祝)〈発売日7/12(土)〉
【出演】大石哲史 竹田恵子 酒井聡澄 鈴木あかね
他
【料金】A席6000円・A席ペアシート11000円
こんにゃくシート4000円・学生割引2000円
【会場】世田谷パブリックシアター
【チケット取扱い】オペラシアターこんにゃく座
03・3412-7202
http://homepage2.nifty.com/konnyakuza/figaro
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