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『能ワークショップ』
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七百年もの歴史を持つ日本の伝統芸能である「能」が世界無形遺産としてユネスコから認定された。
私たちが外国旅行をするときにはその国の文化などを事前に調べていくように彼らも日本を勉強して来日する。グローバルな時代になって外国人の姿を目にすることも多くなり、さらに能が「人類共通の宝」として認められたことで、日本の古典芸能である「能」について最低限の知識をもつことは今や必須となってきた。
こんな折、「能」を身近なものとして認識を高めよう、特に世田谷区民の青少年育成及び生涯教育の一助として一役買おうと、重要無形文化財能楽総合保持者・梅若万佐晴さん(代田6丁目)が、この5月12日、北沢夕ウンホールで『能ワークショップ』を開催することになった。
能に対して「難しくてよく解らない」「敷居の高きを感じる」といった声を多く耳にしたのが動機となった。
今回は、「能とは何か?」といった初歩的な解りやすいワークショップから、その後実際に学んできた演目の「能鑑賞」に至るという内容。
「日本の芸術や文化のあり方を考えるであろう基本法が、成立へ向けて動き出した今、『伝統文化大国』への足がかりとして、世田谷区からその産声を上げさせるべく、その実現に向けて皆様とともに歩みたいと思っております。」と梅若さん。
能ワークショップ
日本の伝統芸能「能」がユネスコによる人類の口承及ぴ無形遺産の傑作として認定されました。
そこで地元の世田谷、下北沢で能を身近に感じていただくために、重要無形文化財能楽総合保持者梅若万佐晴(観世流シテ方)及ぴ財団法人梅若研能会門下にてワークショップを開催いたします。
■開催日時=5月12日(月) 17:30〜19:30
■開催場所=北沢夕ウンホール2F
■内容=く解説〉初めて能に触れる方の為に
・能とは何か
・能舞台について 等
く囃子の説明〉
く参加者全員に謡曲指導〉
く能装束の着付け実演及び舞い〉等を予定
■参加費=一般 2500円 学生 1200円
■問合せ・チケットの予約=「世田谷区能に親しむ会」
TEL.03・3469・7251
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