「福住旅館の萬翠楼(ばんすいろう)」、重要文化財に

 明治43年の早川大洪水後、神奈川県・箱根湯本の現在地に移転した老舗旅館 「福住旅館の萬翠楼(ばんすいろう)」 が、昨年12月、重要文化財に指定された。
 現役のホテル・旅館が重要文化財として指定されるのは初めて。

 福住旅館の萬翠楼は1878年の建築。明治初期の木骨石造建築の技法を伝える数少ない建物として重要とされた。

 有形文化財登録基準は、建造物、土木構造物及びその他の工作物のうち、原則として建設後50年を経過し、かつ、
(1)国土の歴史的景観に寄与しているもの
(2)造形の規範となっているもの
(3)再現することが容易でないもの
の一に該当するものとされている。



















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