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電通本社ビル屋上で放鷹術
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大規模な再開発が進む港区・汐留地区の、12月1日オープンしたばかりの電通本社ビル屋上(高さ210m)から、約300m以離れた浜離宮庭園(中央区)に向けてハヤブサを放つ初の試みが、来年1月2、3日に行われる。
正月の夢がかなうかどうかはハヤブサ次第だ。
江戸時代、将軍家のタカ狩り場だった同園では、四年前から毎年正月・園内で鷹匠(たかしょう)がオオタカやハヤブサを飛ぱす放鷹術を披露している。「振り替え」や「振り鳩」など、大空を舞う雄々しい姿が好評で、毎年、1万人近くが見物に訪れる名物になっている。
再開発地域街との共存を象徴するイベントにしようと、来年の江戸開府四百年記念事業として実施されることにもなった。
実演は2、3日とも午前10時半と午後1時半からの2回。雨天の場合は中止。入園料300円。
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