「ケンペル祭」〜ケンペルの歩いた箱根の道を訪ねる〜

 ドイツの医師であり博物学者ケンペルは1691年と1692年の2回、将軍綱吉に会うため長崎から旅の途中、箱根を越えました。
 その時の旅行記である「日本誌」を通して箱根の美しい自然や文化を初めて世界に紹介しました。

 また、1922年箱根に住みこよなく箱根を愛していた、イギリス人のバーニーは旧街道沿いに碑を建て、『日本誌』の序文を引用して「この美しい自然を更に美しくして子孫に伝えるよう」広く訴えております。

 「ケンペル祭」は、このケンペルとバーニーを讃え、箱根の自然に感謝し、大切にすることを誓い合う催しで、今年第17回を迎え、11月23日(土) 勤労感謝の日に開催します。

■主催=ケンペルとバーニーを讃える会
■後 援 神奈川県・箱根町・箱根町教育委員会・箱根町文化スポーツ財団・ドイツ連邦共和国日本大使館イギリス駐日大使館・在日オランダ大使館・箱根町国際交流協会・箱根を守る会・神奈川新聞社

■参加費 =
     第1部(ケンペルの歩いた道を訪ねる) 3コース 1000円

     第1部と第2部(記念祭・講演会・レセプション) 2,700円

             参加費には保険料・リーフレット・記念バッチ代を含む。
             第17回の記念バッチは、ツツジ科のイワナンテンです。

■行事内容

▼第1部  ケンペルの歩いた道を訪ねる
★コース案内=各コース共集合は9時30分です。

 【Aコース】集合場所=(バス停)芦之湯フラワーセンター前
 主なコース=フラワーセンター→曽我兄弟の墓→二十五菩薩→六道地蔵→お玉ケ池→旧東海道石畳→権現坂→杉並木

 【Bコース】集合場所= (バス停)元箱根中央奥福院前
 主なコース=興福院→芦ノ湖→山のホテル庭園→箱根神社→ヒメシャラの純林→万巻上人の墓→杉並木

 【Cコース】集合場所= (バス停)箱根町終点
 主なコース=芦川石仏群→旧束海道石畳→向坂→箱根関所→恩賜箱根公園→杉並木→身替り地蔵→實の河原

講師の先生=岩崎 宗純(歴史) 児島 豊(歴史)
         田代 道禰(歴史・動植物) 
         本多まさ子(植物) 佐藤 勝信(動植物)
         上妻信夫(植物) 大和田公一(歴史)
         川崎英憲(動植物) 


▼第2部 ケンペルとバーニーを讃える記念祭等(雨天でも実施)

★12:00〜12:30 記 念 祭
           元箱根(杉並木)ケンペル碑前にて

★13:00〜14:00 記念講演
           会場…元箱根公民館
           講師…九州大学教授ヴォルフガング・ミヒエル先生
           演題…「17世紀後半の日蘭交流と植物学」

★14:00〜15:00 レセプション 会場…元箱根公民館
           (芦ノ湖のワカザギのフライで乾杯)

■開催の問合せ=信濃一男会長宅 tel.0460(5)5289

◎当日、元箱根興福院前で元箱根観光協会と地元婦人会による甘酒のサービスがあります。

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