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2,340,511件とは警察庁集計による平成13年の犯罪件数 |
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5年間で約50%も増加、検挙率戦後最低
2,340,511件とは、警察庁の集計による平成13年の犯罪(交通事故に係る業務上過失致死傷を除(刑法犯)の件数。
これは約13秒に1件犯罪がおきている計算になります。警察庁認知の件数ですから実際にはこの数を上回ることはあっても下回ることはありえないわけです。
これまで、我が国は世界的に見て治安がよいといわれてきました。
しかし、犯罪件数は増加を続けており、ここ5年間で約50%も増加しています。
中でも、強盗、ピッキング用具(特殊な解錠道具)を使用した侵入盗、傷害、暴行等の増加が目立っています。
また、連日のように報道されているように、社会を震撼させるような凶悪事犯や不可解な動機による重大犯罪等が起きています。
その一方で、犯罪の検挙率は低下を続けており、平成13年は犯罪全体で15.7%と、前年に比べ3.4ポイント減少し、戦後最低を記録しました。これは、従来の手法による捜査が困難になっているほか、犯罪の増加に検挙が追いつかないことにも大きな原因があります。
また、来日外国人による犯罪の検挙人数は7,168人で、20年前と比べ7倍以上に増加。言葉の壁があるなど、困難な捜査を余儀なくされています。
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