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第20回小田原城薪能 |
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秋の夜長に繰り広げられる古典芸能。
今年の 『小田原城薪能』 は 10月 1日
(火) 17時30分〜 、小田原城天守閣広場 (雨天時は小田原市民会館)
で開催。
演目は、@ 能半能 「高砂」 、A 狂言「萩大名(はぎだいみよう)」 、
B 能 「北條」 。観世流派の観世恭秀、山本則直、観世芳宏・芳伸が演能します。
半能 「高砂」は、「高砂や、この浦舟に帆を上げて…」と結婚式によく聞かれる曲。遠く離れた高砂と住吉に生える松の精が老夫婦となって現われ相生といわれる理由を語る前段と住吉の神が来臨し人々に幸福を授ける後段に分かれます。
今回は半能で、さっそうとした舞。天下泰平の世の永遠なることを祝う神舞の場を演じます。
狂言「萩大名(はぎだいみよう)」は、訴訟が片づき、気晴らしに清水寺ヘ参った大名が、知人宅の庭に立ち寄り庭の萩を題に歌を詠むむ段に交わす大名のユーモラスな話。
能 「北條」は、昭和62年に復曲し、平成2年に上演された「小田原の能」。
五山の傍らに住む僧が、相模の国小田原へ赴き、とある辻堂で老人に声をかける。僧は、この國は北條家が守護し、氏政が果てた所であるから、その由来を尋ねると老人は小田原征伐の事を語り氏政の霊であると回向(えこう)を語って消える。後段・氏政の霊が現われ、自害した最後を語り僧の教化にて成仏得道できた事を喜ぶ…。
入場料は、一般 4000円 (800枚)、学生割引
2000円 (30枚)。
前売り入場券は 8月 26日 (月)から先着順にて、土曜日・日曜日・祝日を除く
9時〜17時、小田原市観光協会 (小田原商工会議所会館内)
など 5ヶ所で販売される。 (学生割引入場券の販売は小田原市観光協会のみ、学生証提示にて)
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■詳細問合せ=TEL 0465・22・5002 |
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