隣光群『CVRチャーリー・ビクター・ロミオ』


 「CVR」は飛行機事故の原因究明のために、事故現場からまっさきに回収されるプラック・ボックスのこと。『CVRチャーリー・ビクター・ロミオ』は、実際に起きた6件の飛行機事故のコックピット・ポイス・レコーダーに残された記録を再現し、極限状態における人間の心理をリアルに描きだした演劇です。


コックピット・ボイス・レコーダーに見える真実とは?

 最後まであきらめずに、乗客を救おうと知恵と力の限りを尽くしたパイロット、すベてのコントロールを失った状況でもユーモアを忘れなかったパイロット、長年の経験をつぎ込んで機長を補佐したジャンボ機のフライト・エンジニア…。

 『CVRチャーリー・ビクター・ロミオ』には、架空の人物も、夢のようなおとぎ話も登場しません。しかし、ここには、実際に今の時代を生きて、私たちを大空に羽ぱたかせてくれた、航空のプロたちの「真実の物語」があります。

−−人は極限状態にあるときに、どう他人と関わり、どんな反応をするのか−−
−−人間は最後まであきらめず、ここまで職務に忠実になれる−−
−−このテクノロジーの時代を生きる人間として、私たちにできることは−−

 実に多くの教訓を、『CVRチャーリー・ビクター・ロミオ』は私たちに投げかけます。


 オリジナル版オリジナル版「『CVRチャーリー・ビクター・ロミオ』は、1999年秋に初演されるや大きな反響を呼び、元々はたった2週間の予定だったニューヨーク公演が、合計8ケ月にわたるロングランとなりました。

 『CVRチャーリー・ビクター・ロミオ』は、パイロットだけでなく、医療関係者、消防関係者、教育関係者たちにも大きな衝撃を与えました。2000年12月には、サンフランシスコで開催されたへルスケアにおける質的向上を議題にした、
Institute for Healtkcare Improvement 全米会議で上演されました。
 ヒューマン・エラーをどのようにして防ぐかを学ぶのに役立つと判断されたからです。
                                  公演概要⇒


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