夏休み特別展&科学セミナー
「電気が見た‘KANAGAWA’今むかし」
2002年7月20日(土・祝)〜2002年9月1日(日)


 「夏休み特別展&科学セミナー 『電気が見た‘KANAGAWA’今むかし』」 は、神奈川県の電気の歴史を、『電気の史料館』 が所蔵する文献、写真、錦絵などの実物史料や分かりやすい解説パネルで紹介する 「展示」、当館所蔵の電力設備の建設記録映画や電気に関連した教育映画でプログラムする 「上映」、電気の歴史に関連した興味深いテーマで分かりやすいレクチャーを行う 「科学セミナー」 の、3つのゾーンで構成します。

 「展示」では、神奈川県に初の火力発電所が出来、送電を開始した明治中期から関東大震災【1890(明治23)年〜1923(大正12)年】、震災復興から京浜工業地帯の発展【1923(大正12)年〜1940(昭和15)年】、第二次世界大戦後の復興から現代【1945(昭和20)年〜現代】と大きく時代を3つに分けてパネル展示を行います。
 開港当初の横浜の町並みを描いた錦絵、神奈川県初の発電所「常磐町火力発電所」の写真や同内部の絵、関東初の水力発電所 「箱根電灯発電所」 の絵、大正時代の川崎へのエ場進出地図、大正初期の伊勢佐木町通りの写真、関東大震災の被害状況の記録写真、その後の 「復興記念横浜大博覧会」 の絵など、日ごろなかなか接する機会のない史料を目にすることができます。

 「上映」では、水力発電用ダムの建設を丹念に追い、日本産業映画賞を受賞した記録映画 「梓湖」( あずさこ)などの映画を、1日に4回上映します。

 小学校高学年および中学生を対象とした「科学セミナー」の講師は、『電気の史料館』 田中秀雄館長 (エ学博士) を予定。 テーマは、「直流と交流」 などを予定しています。




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